私たちアズコムデータセキュリティは2004年、「桃太郎便」をナショナルブランドにした物流大手の丸和運輸機関(現AZ-COM丸和ホールディングス株式会社)から分社・独立して誕生した会社です。社名のアルファベットである「AZ-COM」のとおり、お客様の抱える課題の「A~Z」までを、「COM=コミュニケーション」を通して、お客様と一緒に解決していく理念のもとに設立されました。
当初は、お客様からお預かりした大切な文書・書類を、災害に強い秩父で保管・管理するビジネスからスタート。ご要望に応じて、必要な書類だけを抽出し、2時間以内にフィードバックできる独自サービスで、お客様の高い信頼を得ました。
今日では、単に書類や文書を保管するだけでなく、電子データ化してお客様がWeb上で見ることができる「オンデマンドサービス」やデータ入力、発送業務、行政照会といった業務の代行や人材派遣の「バックオフィスサービス」、さらにはアズコム丸和グループとして取り組んでいる「EC通販商品のお届けサービス」の拠点運営など着々と事業を拡大しています。
会社設立の目的は、埼玉県や地元関係者からの要望を受け、秩父地域で雇用の受け皿となる事業を行うことでした。なかなか適切な事業が見つからないなか、目を付けたのが秩父の災害に強い地域性です。そこから、お客様の重要な文書・書類をお預かりして保管・管理する事業のアイデアが生まれました。当初は2名からスタート。今日では、地域で50名以上を雇用できるまでに成長しています。
しかしながら、これからの少子高齢化を考えると、新しいビジネスの可能性や過疎化対策も必要になってきます。当社では、秩父市と連携し、アズコム丸和グループの1社である特徴を活かして、ドローンを使った物流の研究や、災害で孤立した地域にドローンで食材や日用品を輸送する試験にチャレンジしています。
また、地域に支えられてのビジネスであることから、地域貢献活動にも積極的に取り組んでいます。例えば、毎年10月第2日曜日に秩父市吉田地区で開催される「龍勢祭り」。1570年から続く歴史と文化を次代に伝えるため、協賛しています。そのほか、秩父の美しい自然を守る一環として、蛍の保護・啓蒙活動を行う「吉田ほたるの郷の会」の支援活動も行っています。
アズコム丸和グループの1社として「桃太郎文化」を醸成していることも、当社の大きな特徴です。私たちがあるのは、生活基盤である地域、そして事業基盤であるお客様があってこそです。周囲に対する感謝の心を何より大切にしたいと思っています。そのためには、まず生み育ててくれた両親を大切にすること。入社式後に、新入社員の皆さんには初任給の半分を両親のために使うようアドバイスしています。
また、「明・元・素」も大切な社風のひとつです。これは求める人材として「明るく元気で素直」なことを意味する言葉で、そういった姿勢や気持ちで仕事に取り組んでほしいと願っています。
もちろん、こうした社員が存分に力を発揮できる環境を用意しています。「挑戦・成長・貢献」をキーワードに、年齢や社歴、性別等に関係なく、どんどんチャンスを与えるとともに、「人材」を会社の財産である「人財」に位置付け、人財育成に注力。アズコム丸和グループで100人の桃太郎(経営者)を創ろうとしています。ぜひ皆さんも、このチャンスをつかんでください。
〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘35番地