就職活動では、経済活動に欠かせない物流関連の会社を中心に活動。地元は深谷ですが、両親が秩父出身ということもあって小さい頃から馴染みがあり、秩父で働きたいという想いもありました。そこで目に留まったのが、物流大手の丸和運輸機関のグループ会社である当社です。倉庫業のなかでも、重要な文書やデータを保管・管理するという特徴あるビジネスを展開していることに魅力を感じました。
1か月間の新入社員研修を経て、配属になったのは東京事業所のAKIBA DEPOセンターです。ここでは、保管・管理する書類をお客様からお預かりしたり、ご依頼のあった書類をお届けするサービスを提供しています。具体的には、前日の17時まで秩父事業所がお客様の依頼を受け付け。当センターがそれをもとに配車の手配を行い、翌日、実際に社用車(ハイエース)を使って集配を行っています。私の場合は経験が浅いので、先輩が行った配車計画をもとに集配する業務を担当しています。
集配業務というと、単に荷物を運ぶだけの単純な作業のように思うかもしれません。
でも、秩父事業所から送られてくるのは、集配を依頼されたお客様企業の一覧リストです。リストのお客様をどういったルート、順番で回るかは、私たちに任されています。
つまり、いかに効率よく業務を行えるかどうかは、自分たちの計画しだいなのです。
初めは、首都圏の地理や道路事情がわからず先輩に頼っていましたが、現在では自分でルートを組めるようになりました。計画どおり、効率よく集荷ができると、「やった!」という気持ちになります。また、集配にあたっては、直接お客様とお会いすることになるので、あいさつはもちろん、笑顔での応対を心がけています。
与えられた集配業務については、自分なりにルートを組めるようになりました。でも、センター全体の配車を計画するとなると、まだまだ経験が足りません。もっともっと経験を積み、まずは配車計画まで任せてもらえるようになることが当面の目標です。
また、集配はクルマを使っての業務になるので、安全運転が絶対です。安全で確実な集荷を行うための責任者になれる「運行管理者」の資格も取りたいと思っています。
クルマが好きな人にとっては、とても魅力的な集配業務があることです。
私もクルマが好きなので、毎日楽しく集配業務に取り組んでいます。
もうひとつは、社内の人間関係がすごくいいことです。センター長をはじめ先輩方が優しい上に、同年代の若い社員も多く風通しもいいので、和気あいあいと働くことができます。
思いがけず、最初は東京事業所の配属になりましたが、本社が秩父にあるので、休みのときなど秩父によく来ています。国道140号線をクルマで走り、秩父の象徴とも言える武甲山が見えてくると、なぜが故郷に戻ってきたような気持ちになります。
当然、「秩父夜祭」をはじめお祭りも楽しんでいます。
東京事業所 AKIBA DEPOセンター
森田 桂伍
2018年4月入社